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ドローンの天敵 【物流不動産ニュース】

ドローン宅配県が実証実験 買い物弱者に対応 (大分合同新聞)

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/12/10/JD0056426083

大分県は本年度、ドローン(小型無人機)による宅配の実用化に向けた実証実験を佐伯市宇目の山間地で始める。交通手段のない高齢者などの「買い物弱者」問題に役立てる狙い。初年度は導入する上での技術や制度面の課題を洗い出し、調査研究を進める。(中略)
神崎忠彦県商工労働部長は「10キロ規模の荷物を運ぶ大型機体の開発、ビジネスモデルの確立を実現し、大分発で九州、全国に広げたい」と話した。

 

なにかと話題のドローン物流、期待値ばかりが先行している気がしていましたが、このニュースの大分、そして茨城など各地でドローンの検証実験が始まりつつあります。
ところで、ドローン物流の天敵ってなんだと思います?
強風や雨などの天候?
確かにそれも強敵。だけど、天候は「悪い時は飛ばさなきゃいい」だけなので、本当の意味での天敵にはなりえないかと。

正解は、鳥。バードストライク、つまり鳥とドローンが衝突することによって、ドローンが墜落することです。
このニュースだって、10kgの荷物をドローンで運ぶって言うんでしょ?。10kgが空から降ってきたら、そりゃ怖いですわな…

マラソンなどの野外スポーツ中継で、ドローンが本格導入されない理由もここにあるらしいです。そりゃ、沿道で応援する観客の上にドローンが墜落したら大変だし。

今のところ、バードストライクを避ける技術はないらしい。でも、鳥同士が空で正面衝突することなんてあるだろうか?? 鳥の方で、ドローンを避けてくれないのかな?
ドローン物流の普及に向け、ホントのところの障壁は、このあたりにあるのかもしれません。

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