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世界初! 国内4メーカーを交えたCACCによるトラック後続有人隊列走行テストが新東名高速でスタート【物流不動産ニュース】
世界初! 国内4メーカーを交えたCACCによるトラック後続有人隊列走行テストが新東名高速でスタート
高速道路において、複数のトラック製造者が共同開発したCACC(Cooperative Adaptive Cruise Control。協調型車間距離維持支援システム)を用い、異なるトラック製造者が製造したトラックで後続有人隊列走行を行うのは、今回の実証実験が世界初となる。
物流業界におけるドライバー不足および高齢化は年々深刻さを増しており、特にドライバーの確保が難しい東京~大阪間など長距離幹線の輸送を隊列走行によって省人化するニーズは、ドライバー不足への対応のみならず経営効率改善や安全性向上の観点においても非常に強い。
モータースポーツファンならば、スリップストリーム。
サイクルロードレースファンならば、ドラフティング。
ガンダムファンならば、ジェットストリームアタック??
最後のはともかく、前行車(者)の背後に入ることで、風の抵抗を大きく減ずることができるのは、スポーツの世界では当たり前に行われていること。
ただ、トラックの隊列走行に関しては、風の抵抗などによる燃費向上効果よりも、トラックドライバー不足対策への期待のほうが大きい。つまりは、ひとりの運転手が、複数台のトラックをコントロールできればね!って期待ですな。
ただ、今回の実験では、車間距離=30m。
30mでは、間に他のクルマに入られちゃいますよ。
自動運転と無人運転は違う。そしてドライバー不足対策になるのは、無人運転の方。自動運転は、ドライバーが運転席に座っていることが条件ですからね。
無人運転、さらにはトラックドライバー不足対策への第一歩であることは確かなんだろうけど、はるかはるか遠い道のりの小さな一歩であるのが本当のところ。
無人運転実現への道は、まだ遥か彼方ですなぁ….
※参考
【経済産業省】世界初、高速道路におけるCACC※2を用いたトラックの後続有人隊列走行実験を開始します~移動革命の実現に向けた後続車有人によるトラック隊列走行実証実験~
http://www.meti.go.jp/press/2017/01/20180112002/20180112002.html
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